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💡この記事を読むと「管理手数料」&「管理手数料月1,000円の注意点」を知ることができます。
結論
管理手数料月1,000円を推奨している会社は危険です。

しもクマ

管理手数料が安いことだけ聞くと良いことしかなさそうに思えますよね?
なぜ危険なのか説明していきます。
管理手数料とは?
オーナーが不動産会社に、入居者の管理を依頼した場合にかかる費用。

しもクマ

「管理手数料」は不動産会社によっ言い方が変わり、
「集金代行料」とも呼ばれています。
管理の種類は大きく2種類あります。
- 入居者の管理 → PM(プロパティ・マネジメント)
- 建物の管理 → BM(ビル・マネジメント)

管理会社選びの重要性不動産投資において、切っても切れぬ関係性があるのが管理会社です。
不動産は買った後も大事です。
良い不動産を購入できたても、...
管理手数料月1,000円はどんな時に提案されるか
不動産会社からワンルームマンションを購入する時。

しもクマ

投資をするために新築ワンルームマンションを購入した後、
管理を依頼しますよね?
その時に、「うちで買ってくれたら、特別に管理は月1,000円でいいですよ」
って言われるんです。
危険な理由
大抵、提案されている販売物件が相場より高い。

しもクマ

不動産会社が管理手数料を月1,000円にする場合、
販売する物件価格で収益を多めに得ようとするんです。
販売する物件価格で収益を多めに得ようとするんです。
からくりがある
管理手数料月1,000円 =「まき餌」
違い 管理手数料 | ||
販売価格 | 25,000,000 | 25,000,000 |
賃料 | 100,000 | 100,000 |
ローン(金利1.8%) | -80,000 | -80,000 |
管理費 | -8,000 | -8,000 |
修繕費 | -3,000 | -3,000 |
管理手数料 | -5,000 | -1,000 |
収支 | 4,000 | 8,000 |

しもクマ

このように管理手数料が安いだけなら、
収支も良くなりいいんですが。
多くの場合、下記のような提案になります。
収支も良くなりいいんですが。
多くの場合、下記のような提案になります。
違い 管理手数料&価格 | ||
販売価格 | 25,000,000 | 26,200,000 |
賃料 | 100,000 | 100,000 |
ローン(金利1.8%) | -80,000 | -84,000 |
管理費 | -8,000 | -8,000 |
修繕費 | -3,000 | -3,000 |
管理手数料 | -5,000 | -1,000 |
収支 | 4,000 | 4,000 |

しもクマ

上記の場合、管理手数料が安いかわりに、
販売価格が上がっています。
収支しか見てない人だと、2つの違いに気づきません。
販売価格が上がっています。
収支しか見てない人だと、2つの違いに気づきません。
なぜ価格をあげて売るのか。
理由1
不動産会社は管理手数料月1,000円では採算が合わない。

しもクマ

管理を任された不動産会社は、オーナーの代わりに、
入居者の家賃滞納やクレーム、設備不良などに
対応しなければなりません。
入居者の家賃滞納やクレーム、設備不良などに
対応しなければなりません。
理由2
早く大きな利益確保ができる。

しもクマ

収支しか見てない人には高く売ることができれば、
管理手数料で採算がとれなくても構わないと思ってるんです。
当然こんな不動産会社と付き合うのは危険です。
まとめ
- 管理手数料月1,000円を推奨している会社は危険
- 管理手数料は入居者の管理委託費用。
- 管理手数料月1,000円 =「まき餌」
- 不動産会社は「月1,000円では採算が合わない」「早く大きな利益確保ができる」。
いかがでしたか?
何も知らなければ騙されてしまいますよね。
今後も一緒に勉強していきましょう!!